2024年7月30日
駅別中古マンション価格 / JR中央線①
2024年07月30日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は24年4月~24年6月までの3ヵ月間を集計
四ツ谷が坪700万円台に
JR中央線(東京~高尾)の平均坪単価は252万円で、1年前から2万円下落した。事例数は5895件(前年より58件増)、平均築年数が30.3年(1年前29.4年)、平均専有面積は54.72平方メートル(同53.79平方メートル)。今回掲載区間(東京~三鷹)の最高値は四ツ谷の706万円。
前期に坪500万円の大台に乗った四ツ谷は今期も36%の大幅上昇となった。事例数は前期並みの123件だが、築年が浅く、広めのタイプの事例が増加した。平均築年数は同路線で2番目に浅い19年となり、平均専有面積は69平方メートルまで拡大した。
前期に二桁上昇した高円寺は9%台の反転下落で坪277万円となった。築古事例の割合が増え、平均築年数は33.8年となった。
西荻窪、吉祥寺は好調だ。前期から上昇率が拡大し、それぞれ7%台の上昇となった。吉祥寺は坪300万円台を突破した。
東京は事例数が20件台と少なく、個別事例の影響を受けやすくなっている。
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