東京カンテイ

2020年5月26日号　京急久里浜線

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション（ファミリー）の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価（3.3m2）を算出 単位：万円　カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は19年10月～19年12月までの3ヵ月間を集計

YRP野比、築古増で二桁減

京急久里浜線（堀ノ内～三崎口）における坪（3.3平方メートル）当たりの平均価格は70万円で、1年前から1.4%、1万円下落した。事例数は494件（前年より19件増）、平均築年数が27.6年（1年前27.5年）、平均専有面積は71.27平方メートル（同66.49平方メートル）だった。同区間における最高値は新大津および京急久里浜の78万円。

北久里浜は横ばい。前期は築浅事例が増えたため、5％台の上昇となったが、今期は変動なし。ただし、平均専有面積が拡大した。

京急久里浜は反転上昇。平均坪単価は78万円となり、2年前の水準に回復した。

YRP野比は二桁下落。前期は築年数の若返りで大幅上昇したが、今期は築古事例が増加した。広めのファミリー向けが多く、平均専有面積は90㎡以上で推移している。

三崎口は下落基調。築浅事例が見られず、平均築年数は30年超が続く。

堀ノ内、三浦海岸は事例数が40件未満と少なく、個別事例の影響が大きく出た。

住宅新報社　データ提供：東京カンテイ