2024年2月21日
2024年1月 東京23区は+0.6%の7,185万円と5ヵ月連続で上昇、都心部以外も強含むが上値を試す動きは限定的
三大都市圏・主要都市別/中古マンション70㎡価格月別推移
1月 首都圏 前月比-0.2%の4,675万円、都心部は12ヵ月連続上昇で1.1億円超え
近畿圏では大阪エリアの事例シェア縮小で下落 中部圏も下落して11月の水準を下回る
2024年1月の首都圏中古マンション価格は、東京都の事例シェア縮小が影響して前月比-0.2%の4,675万円と僅かながら4ヵ月連続で下落した。都県別で見ると、東京都では+0.4%の6,418万円と3ヵ月ぶりに上昇、前年同月比も再びプラスに戻した。一方、神奈川県(-0.4%、3,608万円)や埼玉県(-0.2%、2,965万円)はともに4ヵ月連続の下落、千葉県(+0.8%、2,732万円)は続伸するも前年同月の水準を下回る状況に変化はない。
近畿圏平均は大阪エリアの事例シェアが縮小したことで、前月比-0.9%の2,846万円と下落して昨年11月の水準を下回った。大阪府では+0.8%の3,049万円と9ヵ月ぶりに上昇するも、前年同月の水準を下回る状況からは脱し切れていない。一方、兵庫県では築古事例の増加によって-2.0%の2,482万円と下落したが、昨年11月の水準は上回っている。
中部圏平均は前月比-1.1%の2,232万円、愛知県では-1.2%の2,372万円と揃って下落し昨年11月の水準を割り込んだ。また、前年同月比の下落率も拡大する結果となった。
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