2022年1月 4日
駅別中古マンション価格 / 東京メトロ有楽町線②
2022年1月4日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は21年4月~21年6月までの3ヵ月間を集計
東池袋が最高値
東京メトロ有楽町線(辰巳~和光市)における平均坪単価は327万円で1年前に比べて34万円、11.5%上昇した。事例数は2773件(前年より690件減)、平均築年数が22.6年(1年前21.4年)、平均専有面積は55.75平方メートル(同60.29平方メートル)。今回掲載区間(護国寺~和光市)の最高値は東池袋の393万円。
護国寺は築浅物件の取引が増え16.4%の上昇。今回掲載区間の中で群を抜いて取引件数(437件)が多い池袋は、6.2%の上昇となった。東京メトロのほか、JR、東武鉄道、西武鉄道など全8路線が乗り入れる巨大ターミナル駅だ。
隣の要町、千川、小竹向原はマイナスに。いずれも築古物件の取引事例が増えたことが要因と考えられる。
平和台は前年のマイナスから一転、17.5%の上昇となった。和光市は11.1%の増加。副都心線も乗り入れ、上り列車では始発となるため、都心や横浜方面への通勤者には人気がある。
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