2021年11月23日
駅別中古マンション価格 / 東京メトロ南北線②
2021年11月23日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は21年4月~21年6月までの3ヵ月間を集計
後楽園が20%増に
東京メトロ南北線(目黒~赤羽岩淵)における平均坪単価は413万円で、1年前に比べて31万円、8.1%上昇した。事例数は2498件(前年より352件減)、平均築年数が25.3年(1年前23.9年)、平均専有面積は59.28平方メートル(同64.60平方メートル)。今回掲載区間(飯田橋~赤羽岩淵)の最高値は飯田橋の394万円。
飯田橋は前年と比べて平均築年数は変わっていないものの、平均坪単価は引き続き2桁の上昇となった。後楽園は20.1%もの大幅上昇となり、今回300万円に乗った。取引事例の築浅化が進んだためと想定される。
豊島区との区境に位置する北区の西ヶ原も32.2%の大幅上昇だった。近年、取引事例が15件程度と20件以下で推移しており、個別事例の影響が大きく出た格好だ。
今回掲載区間で最も事例数が多かった王子(201件)は前年比9.0%増の230万円。王子神谷、志茂はそれぞれ14.9%増、16.9%増だった。
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