2021年8月17日
駅別中古マンション価格 / 都営地下鉄三田線①
2021年8月17日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は21年4月~21年6月までの3ヵ月間を集計
大半が二桁上昇に
都営地下鉄三田線(目黒~西高島平)における平均坪単価は306万円。1年前に比べて29万円、10.3%上昇した。事例数は2922件(前年より542件減)、平均築年数が26.5年(1年前26.0年)、平均専有面積は52.24平方メートル(同55.77平方メートル)だった。今回掲載駅(目黒~巣鴨)における最高値は白金台の570万円。
東京都品川区の目黒から都心部を通り、板橋区の西高島平までをつなぐ路線。
今回掲載区間では千石を除く全駅で、前年を上回る価格となった。その上昇率は、三田(前年比11.2%増)、芝公園(同15.6%増)、御成門(同19.3%増)などのように大半が二桁の大幅アップだった。理由としては、築浅の物件取引が増えたこと、駅によっては事例数が20~30件程度と少なく個別の影響が出やすかったことが考えられる。
唯一下落した千石は同5.5%減の294万円。これは平均築年数が21.9年→27.3年へと築古化が進んだため。
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