2021年7月27日
駅別中古マンション価格 / JR山手線①
2021年7月27日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は21年4月~21年6月までの3ヵ月間を集計
上昇率トップは新大久保
JR山手線(品川~田端~東京~品川と回る環状線)における平均坪単価は356万円。1年前に比べて24万円、7.1%上昇した。事例数は5597件(前年より391減)、平均築年数が26.9年(1年前26.2年)、平均専有面積は51.39平方メートル(同54.40平方メートル)だった。今回掲載区駅(東京~新大久保)にける最高値は東京の501万円。
東京都心部の環状線で、東京や品川、新宿、渋谷などトップクラスの利用者数を持つターミナル駅を多数擁する路線。今回掲載駅の平均坪単価は浜松町を除く全駅で上昇した。浜松町は築古物件の取引が増えたことで前期比9%の下落となった。その他の駅は軒並み上昇した。特に品川や恵比寿、渋谷、代々木、新大久保では二桁の上昇となり堅調。新大久保は今回掲載駅の中では最も上昇し、前期比12.7%増だった。事例数も増え(98→133)、取引が活発している様子がうかがえる。事例数が489件で最多の目黒は1.1%増でほぼ横ばい。
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