2021年6月 8日
駅別中古マンション価格 / 北総鉄道
2021年6月8日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は20年12月~21年2月までの3ヵ月間を集計
白井は反転上昇
北総鉄道(京成高砂~印西牧の原)の平均坪単価は96万円で、1年前に比べて23.8%上昇した。事例数は339件で、前年より187件減少。平均築年数は21.4年(1年前24.5年)、平均専有面積80.36平方メートル(同83.01平方メートル)。掲載区間の最高値は京成高砂の156万円。
東京都東部から千葉県北西部までを結ぶ路線。京成高砂と千葉ニュータウン(NT)中央以外の駅は事例数が50件以下と少ないため、個別事例の影響が反映されやすい。例えば、矢切では、平均築年数が24.4年→8.5年へと極端に若返り、坪単価は130万円で前年より42.9%も上昇した。事例数が10件にとどまったことで変動が大きくなった。
前年に10%の減少だった白井は反転上昇。広めのファミリー向け物件を中心に取引が行われ、平均専有面積は前年に引き続き100平方メートル台を維持した。同路線の中では事例数が最多(114件)の千葉ニュータウン中央は築浅物件の割合が増えた。
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