2021年6月 1日
駅別中古マンション価格 / JR総武本線
2021年6月1日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は20年12月~21年2月までの3ヵ月間を集計
馬喰町、築浅物件多く
JR総武本線(東京~四街道)の平均坪単価は163万円で、1年前に比べて6万円、3.4%上昇した。事例数は2388件(前年より69件減)、平均築年数は24.6年(1年前24.1年)、平均専有面積は64.76平方メートル(同64.24平方メートル)。掲載区間における最高値は東京の483万円。
東京都心から東へ延び、ベッドタウンである千葉県西部までを結ぶ路線。そのため、専有面積や坪単価の差が大きい。おおむねどの駅も坪単価は上昇し、減少したのは2駅のみだった。
そのうちの一つ、新日本橋は前期比5.8%減少で、前年に続きマイナスとなった。事例数が15件(前年14件)と少ないため、個別事例の影響が大きく反映された模様。馬喰町は、前年よりも上昇幅が大きくなり、二桁の上昇で、今回区間の中では東京に次ぐ高値だった。平均築年数は12.0年で、築浅物件の取引が多い。千葉県内では、船橋、津田沼、四街道で前年比二桁上昇。特に船橋と津田沼は事例数も増えている。
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