2021年4月13日
駅別中古マンション価格 / JR常磐線①
2021年4月13日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は20年12月~21年2月までの3ヵ月間を集計
亀有が唯一下落、築古化で
JR常磐線(上野~天王台)の平均坪単価は147万円で、1年前から3.9%、5万円上昇。事例数は3047件(前年より173件減)、平均築年数は25.3年(1年前25.5年)、平均専有面積は64.09平方メートル(同63.52平方メートル)。今回掲載区間(上野~松戸)の最高値は上野の310万円。
沿線の中ではダントツに高値である上野の平均坪単価は、1年前と比べて4.7%の上昇。平均築年数は20.2年(同20.3年)で大きな変化はないものの、平均専有面積が47.51平方メートル(同43.53平方メートル)に拡大している。日暮里と三河島の平均坪単価は共に17%の大幅上昇となった。平均築年数も共に18年で、他駅と比べると築浅物件が多かった模様。
亀有の平均坪単価は138万円(前年比6.1%減)で、今回掲載区間の中では唯一下落した。1年前より1.6年築古化が進んだため。一方、隣駅の綾瀬と金町は、それぞれ平均築年数が1.7年、0.9年築浅化したことで、平均坪単価は上昇した。
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