2021年3月30日
駅別中古マンション価格 / 東武野田線②
2021年3月30日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は20年9月~20年11月までの3ヵ月間を集計
柏は堅調、上昇が継続
東武野田線(大宮~船橋)の平均坪単価は106万円で1年前から4.4%、4万円上昇した。事例数は2469件(前年より88件増)、平均築年数が26.6年(1年前26.1年)、平均専有面積は69.71平方メートル(同68.91平方メートル)。掲載区間(初石~船橋)の最高値は流山おおたかの森の170万円。
今回区間は上昇が目立つ展開となった。特に同路線内でも築浅物件が多い流山おおたかの森は好調だ。前期から上昇幅が拡大して8%台の上昇に。事例数は減少傾向。
柏は堅調で、平均坪単価は107万円となった。事例数は増加しており、今期は400件。平均専有面積は70平方メートル超で推移しており、ファミリー向けが多い。
馬込沢は築浅事例の増加により、上昇に転じた。
船橋は二桁上昇で平均坪単価は133万円となった。中核市最大の人口を誇る船橋市の中心駅で、同線とJR総武線が乗り入れる。事例数は400件超で推移しており、平均専有面積は拡大している。
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