2021年3月 2日
駅別中古マンション価格 / 東武伊勢崎線②
2021年3月2日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は20年9月~20年11月までの3ヵ月間を集計
新越谷が反転、回復基調
東武伊勢崎線(浅草~伊勢崎)の平均坪単価は133万円で、1年前から1.6%、2万円上昇した。事例数は3588件(前年より76件増)、平均築年数が27.0年(1年前25.5年)、平均専有面積は61.18平方メートル(同61.05平方メートル)。今回掲載区間(獨協大学前~太田)の最高値は新越谷の114万円。
ファミリー向けが多い区間。獨協大学前は反転下落して平均坪単価は100万円となった。築古事例の増加で平均築年数は30年に近づいており、路線平均を上回った。
新越谷は前期の二桁下落から10%近い大幅上昇に転じ、ほぼ2年前の水準まで回復した。
越谷は二桁の大幅下落となり、100万円を下回った。築浅事例の割合も少なく、築古化が進んだ。事例数は94件(前々期147件、前期133件)と減少傾向だ。
春日部は下落基調。事例数は200件以上と豊富ながら築浅事例が見られず、平均築年数も30年超に。平均専有面積も緩やかに縮小している。
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