2020年12月15日
駅別中古マンション価格 / 西武池袋線①
2020年12月15日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は20年6月~20年8月までの3ヵ月間を集計
石神井公園以西は反転上昇
西武池袋線(池袋~飯能)の平均坪単価は163万円で1年前から6万円下落。事例数は3266件(前年より360件減)、平均築年数が27.3年(1年前26.6年)、平均専有面積は58.17平方メートル(同54.45平方メートル)。掲載区間の最高値は池袋の269万円。
池袋は反転下落し、上昇基調が一服。築古事例の割合が増え、平均築年数は30年台に乗った。事例数は減少傾向だが、同路線最多の430件を誇る。
桜台は堅調。今期も上昇を維持し、平均坪単価は190万円となった。平均築年数はほぼ横ばいで、平均専有面積は40平方メートル前後で推移。
富士見台は好調。今期は7%台の上昇となった。築浅のファミリー向け事例が増加しており、平均専有面積も60平方メートルを上回った。
前期で大きく下落した石神井公園、大泉学園はそれぞれ10%前後の大幅上昇に転じた。石神井公園は事例数が232件(前期比64件増)と増加している。大泉学園はファミリー向け物件が多い。
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