2020年11月 3日
駅別中古マンション価格 / 京王新線、京王井の頭線
2020年11月3日号 京王新線、京王井の頭線
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は20年6月~20年8月までの3ヵ月間を集計
渋谷が好調、二桁上昇
京王新線(新宿~笹塚)の平均坪単価は280万円で、1年前から2万円下落した。事例数は716件(前年より162件減)、平均築年数が30.9年(1年前28.7年)、平均専有面積は37.38平方メートル(同40.41平方メートル)。最高値は新宿の317万円。
幡ヶ谷は同路線内で唯一上昇した。築年数の上積みが進み、同路線の平均築年数を押し上げた。事例数は減少傾向で平均専有面積も縮小した。
京王井の頭線(渋谷~吉祥寺)の平均坪単価は309万円で、1年前から16万円上昇した。事例数は1740件(前年より329件減)、平均築年数が27.2年(1年前26.1年)、平均専有面積は60.55平方メートル(同58.37平方メートル)。最高値は渋谷の439万円。
渋谷は好調。今期は二桁の大幅上昇で、平均坪単価は400万円を大きく上回った。ファミリー向けが多く、事例数は400件超で推移。
浜田山、高井戸は共に反転上昇して2年前の水準に回復した。吉祥寺は堅調で、わずかながら上昇を維持した。
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