2020年8月18日
駅別中古マンション価格 / 東急多摩川線
2020年8月18日号 東急多摩川線
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は20年3月~20年5月までの3ヵ月間を集計
沼部が反転、二桁上昇
東急多摩川線(多摩川~蒲田)の平均坪単価は214万円で、1年前から0.5%、1万円下落した。事例数は898件(前年より50件増)、平均築年数が28.3年(1年前26.3年)、平均専有面積は55.13平方メートル(同51.26平方メートル)。同区間における最高値は下丸子の225万円。
前期は全体的に横ばいから下落基調だったが、今期は上昇、下落が入り混じる展開。
沼部は反転上昇。前期から二桁の上昇となり、平均坪単価は200万円を突破した。同路線内では事例数が50~60件と比較的少なめだが、今期は築浅事例が増えたため、平均築年数は路線平均をはるかに下回った。
武蔵新田は下落基調。前期から下落幅が5%台に拡大し、平均坪単価は207万円となった。築古事例が増加しており、平均築年数は27.0年(1年前21.8年)と大きく上昇した。
蒲田はわずかに下落。前期から下落幅は縮小したが、築古事例の増加が際立ち、平均築年数は30年台に乗った。
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