2019年5月21日
駅別中古マンション価格 / JR総武線①
2019年5月21日号 JR総武線①
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は19年1月〜19年3月までの3ヵ月間を集計
再開発進む中野が好調
JR総武線(千葉~三鷹)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は205万円。1年前に比べて1万円、0.7%上昇した。事例数は8804件(前年より164件減)、平均築年数が25.9年(1年前24.2年)、平均専有面積は55.75平方メートル(同56.49平方メートル)。今回区間の最高値は千駄ヶ谷の397万円。
今回区間では築浅物件の割合が低く、過半数の駅で築年数が上昇した。
三鷹は4%下落し平均坪単価は217万円となった。取引事例数は今期減少したが、500件台後半を継続しており、同路線で最多を誇る。
阿佐ヶ谷は3%台の反転上昇。単身者向けが中心で、2年前の水準まで回復した。
中野は好調。下落に転じる周辺駅とは対照的に上昇幅が拡大し、平均坪単価は290万円。駅南口の大規模再開発が始動し、今年10月の着工、22年12月の竣工を目指す。
千駄ヶ谷は今期も二桁上昇。ただ、事例数が54件と少ないため、個別事例による変動が大きい。
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