2019年4月 2日
駅別中古マンション価格 / 東武東上線①
2019年4月2日号 東武東上線①
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は18年10月〜18年12月までの3ヵ月間を集計
和光市、家族向けが活発
東武東上線(池袋~小川町)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は157万円。1年前に比べて10万円、6.8%上昇した。事例数は4376件(前年より56件減)、平均築年数が25.7年(1年前24.5年)、平均専有面積は57.39平方メートル(同57.18平方メートル)。最高値は池袋の283万円。
池袋は前期横ばいから4%台の上昇となった。築年の上積みが見られるが、事例数は同線最多の671件(前期比49件増)と活発に推移。カップル向けの間取りが多い。
大山は前期の5%下落から上昇に転じた。今期は10%台の二桁上昇となり、200万円の大台に乗った。
成増は下落基調か。前期8%台から下落幅は縮小したが、2年前から14万円下落した。対照的に隣駅の和光市(埼玉県)は7%台の上昇を維持し、2年前から20万円上昇。平均坪単価は147万円となった。和光市駅は東武鉄道の中で池袋、北千住に次いで3番目に利用者が多く、70平方メートル前後のファミリー向け物件が中心となっている。
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