2018年9月25日
駅別中古マンション価格 / 東急多摩川線
2018年9月25日号 東急多摩川線
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は18年4月〜18年6月までの3ヵ月間を集計
各駅が反転、一進一退
東急多摩川線(多摩川~蒲田)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は218万円。1年前に比べて6万円、2.5%下落した。事例数は955件(前年より25件減)、平均築年数が24.6年(1年前21.5年)、平均専有面積は54.35平方メートル(同51.50平方メートル)だった。掲載区間における最高値は蒲田の229万円。
全7駅を結ぶ同線は全駅が東京都大田区内に所在。前期下落の各駅が上昇し、前期上昇の各駅が下落に転じた。特に事例の多い蒲田寄りの各駅の下落が影響し、同線全体の平均坪単価を引き下げた。
多摩川は6%の上昇。平均専有面積は拡大傾向で60㎡を超えた。築年の若返りは見られるものの、平均築年30年超という中で、平均坪単価が路線平均を上回った。
鵜の木も前期下落分の6%台を回復し、前々期並みの平均坪単価となった。ファミリー向け物件の流通が活発なエリアで、路線平均を大きく上回る80㎡台になっている。
武蔵新田は築浅事例の減少が目立つ。
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