2018年2月13日
駅別中古マンション価格 / 東京メトロ日比谷線②
2018年2月13日号 東京メトロ日比谷線②
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積 「現状価格」は17年6月〜17年8月までの3ヵ月間を集計
北千住、駅近で再開発進む
東京メトロ日比谷線(中目黒~北千住)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は325万円。1年前に比べて1万円、0.4%下落した。事例数は3967件(前年より13件増)、平均築年数が20.9年(1年前19.4年)、平均専有面積は53.32平方メートル(同53.46平方メートル)だった。掲載駅(八丁堀~北千住)における最高値は秋葉原の313万円。
上野~北千住の各駅で事例数が増加した。同区間は前期で二桁上昇した駅が多く、今期も横ばいの南千住以外の駅が上昇した。入谷と三ノ輪は築年の上積みにもかかわらず、それぞれ3~4%台の上昇。両駅とも事例数は300件を超え、カップル向けサイズの物件が多く流通した。
5路線が利用可能な北千住も6%上昇し、200万円台が迫ってきた。駅5分圏内のイトーヨーカドーやトポスの跡地でそれぞれ再開発が進められており、19年以降の竣工予定。今後は子育て支援施設付きマンションの供給など、ファミリー層を含め、ますます注目を集めそうだ。
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