2018年1月30日
駅別中古マンション価格 / 東京メトロ南北線②
2018年1月30日号 東京メトロ南北線②
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積 「現状価格」は17年6月〜17年8月までの3ヵ月間を集計
北区各駅で上昇傾向
東京メトロ南北線(目黒~赤羽岩淵)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は331万円。1年前に比べて2万円、0.7%下落した。事例数は3162件(前年より150件減)、平均築年数が21.3年(1年前20.4年)、平均専有面積は57.19平方メートル(同58.43平方メートル)だった。今回掲載駅(飯田橋~赤羽岩淵)における最高値は飯田橋の339万円。
本区間内では豊島区と北区の各駅が上昇傾向にある。特に駒込は築浅事例が増加し、平均坪単価は25万円、10.9%上昇した。事例数も本区間最多の294件(前期比46件増)を誇る。
王子神谷も2年連続で9%台の上昇と好調だ。平均築年数は11年台と築浅中心の市場を維持。物件のコンパクト化の傾向は見られるが、ファミリー向けのニーズは高い。
反転上昇の志茂(40.9%増)と二桁上昇の赤羽岩淵(17.2%増)は、築年数が大きく若返った。共に事例数は50件を下回るが、30平方メートル台と小型タイプの物件が動いた。
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