2017年12月26日
駅別中古マンション価格 / 東京メトロ千代田線
2017年12月26日号 東京メトロ千代田線
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積 「現状価格」は17年6月〜17年8月までの3ヵ月間を集計
根津で二桁増、下町も堅調
東京メトロ千代田線(代々木上原~北綾瀬)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は292万円。1年前に比べて0.7%、2万円下落した。事例数が2174件(前年より217件減)、平均築年数が21.6年(1年前22.4年)、平均専有面積は57.77㎡(同57.23㎡)だった。掲載駅における最高値は赤坂の462万円。
JR常磐線や小田急小田原線と相互乗り入れをしている同路線。東京を代表するオフィス街や官庁街と直結しており、東京メトロの全路線の中では東西線に続く混雑率だ。
前期は上昇と下落が半分ずつという展開。今期は下落の駅こそ3駅と減少したが、代々木公園、明治神宮前は二桁を超える大幅下落。両駅とも平均築年が大きく上積みされており、価格に影響している。
一方、湯島、根津は前期から反転し、16~19%の二桁上昇。特に根津の平均坪単価は乃木坂を上回る312万円となり、エリアとしての注目度の高さがうかがえる。荒川、足立両区の各駅も堅調だ。
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