2017年12月19日
駅別中古マンション価格 / 東京メトロ銀座線
2017年12月19日号 東京メトロ銀座線
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積 「現状価格」は17年6月〜17年8月までの3ヵ月間を集計
開通90周年、全駅の工事進む
東京メトロ銀座線(渋谷~浅草)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は346万円。1年前に比べて0.8%、3万円下落した。事例数が1685件(前年より119件減)、平均築年数が22.4年(1年前21.3年)、平均専有面積は56.19㎡(同55.71㎡)だった。掲載駅における最高値は銀座の544万円。
日本最古の地下鉄として12月末に開通90周年を迎える銀座線は、全19駅のリニューアル工事を進めている。区間内では上昇と下落が入り混じる展開。再開発が進む渋谷は、築古物件の割合が増えたことで平均坪単価が微減した。一方、隣駅の表参道は約11%上昇と好調。同線を含む3路線が乗り入れ、ファミリー向けの事例も多い。
上野も約9%、22万円上昇した。駅構内には14日、リニューアルに合わせて商業施設「Echika fit上野」が開業したばかりだ。
なお、虎ノ門、三越前など一部の駅では事例数が少なく、平均坪単価の変動に与える影響が大きくなっている。
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