2017年10月17日
駅別中古マンション価格 / JR山手線②
2017年10月17日号 JR山手線②
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積 「現状価格」は17年6月〜17年8月までの3ヵ月間を集計
流通増の駅、築年で明暗
JR山手線(品川~田端~東京~品川と回る環状線)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は302万円。1年前に比べて5万円、1.8%上昇した。事例数は6079件(前年より622件減)、平均築年数が21.9年(1年前21.0年)、平均専有面積は52.49平方メートル(同52.69平方メートル)だった。今回掲載駅(高田馬場~秋葉原)における最高値は秋葉原の313万円。
駒込は好調。前期から二桁上昇し、平均坪単価は255万円になった。築浅物件の事例数が大きく増加している。
同様に、事例数の増加によって築年数が若返り、坪単価が上昇したのが西日暮里、上野、田端だ。前期で微減だった西日暮里は今期5.6%上昇し、244万円になった。また、8.7%の上昇となった上野では、築年数が浅く、やや広めのタイプが流通したことで平均専有面積が5平方メートル以上拡大している。
一方、今回区間で下落となったのが巣鴨と目白。どちらも前期の上昇から反転、築古物件の流通増加が目立った。
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