2017年9月19日
駅別中古マンション価格 / 京成本線②
2017年9月19日号 京成本線②
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積 「現状価格」は17年2月〜17年4月までの3ヵ月間を集計
築浅増の実籾が堅調
京成本線(京成上野~成田空港)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は119万円。1年前に比べて4.9%上昇した。事例数が1594件(前年より260件減)、平均築年数が23.5年(1年前23.3年)、平均専有面積は63.53平方メートル(同63.40平方メートル)だった。掲載駅における最高値は公津の杜の119万円。
微増、微減が入り交じる同区間。公津の杜は事例数が少ないため価格変動の影響を受けやすいが、築浅物件の流通を維持して、平均坪単価は同線平均と同じ119万円。2年前から29万円上昇した。
実籾と八千代台は堅調。どちらも緩やかな上昇傾向だ。実籾は06年以降、駅北側の再開発などを含め、南北共にロータリーが整備された。家族向けの築浅物件が増えている。八千代台は平均築年が37年台で推移。同区間では平均坪単価が最も低い駅だが、約180の豊富な事例がある。
昨年20%以上上昇した京成佐倉と京成成田は大幅減少。築浅物件が減り、前期の上昇分以上のマイナスとなった。
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