2017年5月22日
駅別中古マンション価格 / 東武東上線②
2017年5月23日号 東武東上線②
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積 「現状価格」は16年12月〜17年2月までの3ヵ月間を集計
ファミリー人気でふじみ野堅調
東武東上線(池袋~小川町)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は152万円。1年前に比べて13万円、9.3%上昇した。事例数は3277件(前年より643件減)、平均築年数が22.8年(1年前22.6年)、平均専有面積は55.83平方メートル(同56.21平方メートル)だった。掲載駅における最高値はふじみ野の131万円。
柳瀬川は今回掲載駅で、最も事例数が多かった。築古事例が多く出たことで、築年数がアップし、90万円台を割り込んだ。
ふじみ野は11%上昇。駅近くのマンションからの供給があり、上昇した。開発されてさほど時間が経っていないため、平均築年数も15年近辺で、専有面積が広いのが特徴でファミリー層に人気がある。
上福岡はやや下落。前回は築浅物件からの事例増で価格が上昇したが、築古事例シェアが増えたこともあり、下落した。
川越も150を超える事例がある駅。前回20%を超える上昇だったため、反動が心配されたが、同価格に落ち着いた。堅調推移といっていい。
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