2016年6月20日
駅別中古マンション価格 / JR南武線①
2016年6月21日号 JR南武線①
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面「現状価格」は16年2月〜16年4月までの3ヵ月間を集計
武蔵中原、武蔵新城が上昇
JR南武線(川崎~立川)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は182万円。1年前に比べて25万円、15.8%上昇した。事例数は2211件(前年より355件増)、平均築年数が18.0年(1年前18.4年)、平均専有面積は60.88平方メートル(同62.53平方メートル)だった。掲載駅における最高値は武蔵小杉の287万円。
川崎市から東京・立川市を結ぶ環状路線。JR東日本で東京メガループの一つと位置付けていて、他路線への多くの乗り換え駅が存在する。
尻手から平間までは矢向を除いて10%前後から20%近く上昇しているが、事例が多くないため、築浅事例が影響して上値が付いている。
武蔵中原と武蔵新城は武蔵小杉に引っ張られる形で10%以上の上昇。売れ筋の築20年以内の事例が多く、流通が活発化している。
久地から登戸までは10%以内の上昇で堅調。新規供給が少なく、築浅事例が流通しづらい傾向が続いていたが、ここに来て上昇へと転換した。
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