東京カンテイ

2024年03月19日号　

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション（ファミリー）の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価（3.3m2）を算出 単位：万円　カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は23年8月～10月までの3ヵ月間を集計

京急蒲田は300万円目前に

京急久里浜線(堀ノ内～三崎口)における平均坪単価は95万円で、1年前に比べて4万円上昇した。事例数は430件(前年より71件増)、平均築年数は32.9年(1年前32.8年)、平均専有面積は68.32㎡(同67.07㎡)だった。最高値は津久井浜の134万円。

津久井浜は事例数が9件と少なく、個別事例の影響が出やすくなっている。三浦海岸は事例の築浅化が進み、前期に続く二桁上昇を維持し105万円となった。

京急空港線(京急蒲田～穴守稲荷)における平均坪単価は248万円で、1年前に比べて6万円下落した。事例数は335件(前年より36件減)、平均築年数は25.9年(1年前24.3年)、平均専有面積は50.03㎡(同52.89㎡)だった。最高値は京急蒲田の297万円。

京急蒲田が唯一上昇を維持。前期から上昇幅を広げ、300万円に迫る勢いだ。

前期でほぼ横ばいだった大鳥居と穴守稲荷は下落に転じた。

住宅新報社　データ提供：東京カンテイ