2024年2月27日
駅別中古マンション価格 / 京急本線①
2024年02月27日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は23年8月~10月までの3ヵ月間を集計
上昇品川、坪500万円視野に
京急本線(泉岳寺~浦賀)における平均坪単価は230万円で、1年前に比べて5万円上昇した。事例数は6436件(前年より822件増)、平均築年数が29.2年(1年前28.2年)、平均専有面積は58.25平方メートル(同57.55平方メートル)だった。今回掲載区間(泉岳寺~京急川崎)における最高値は品川の486万円。
泉岳寺は反転下落し、平均坪単価は404万円となった。築古事例の割合が増えており、平均築年数は37.0年まで伸びた。
品川は上昇幅が縮小したものの、今期も約6%の上昇と好調だ。この2年間で平均坪単価は65万円上昇しており、500万円の大台が近づいてきた。近隣駅に比べて築年が浅く、ファミリー向けが多い。事例数は511件で同路線内では横浜に次ぐ多さとなっている。
青物横丁、平和島は反転下落。どちらも築年の上積みが進んだ。京急蒲田は連続上昇で297万円となった。築浅事例の割合が増え、平均築年数は20年を下回った。
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