2016年5月31日
駅別中古マンション価格 / JR京浜東北線(品川以南)①
2016年5月31日号 JR京浜東北線(品川以南)①
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面「現状価格」は16年2月〜16年4月までの3ヵ月間を集計
鶴見と新子安が強含み
JR京浜東北線(品川~大船)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は182万円。 1年前に比べて19万円、11.6%上昇した。事例数は5456件(前年より702件増)、平均築年数が21.0年(1年前21.6年)、平均専有面積は61.93平方メートル(同64.16平方メートル)だった。掲載駅における最高値は品川の317万円。
神奈川県と埼玉県をつなぐ便利で利用客の多い路線。湘南東京ラインに加え、上野東京ラインの運行開始により、社内の混雑は緩和され、ますます利用が進むと見られる。
東京都の4駅はすべて上昇。大井町は多くの事例で上昇。築古事例が減り、築年が若返ったこともあり、10%近い坪単価上昇率を示した。
前回、下落した鶴見は強含みに転換。新子安と共に築年は変わらないが、築古事例がやや減ったこともあり5%前後の上昇。
桜木町は16.9%と全駅で最高の上昇率で坪単価は200万円を超えた。割安な築古事例の減少で、築年も若返り、二桁上昇となった。
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