2023年12月12日
駅別中古マンション価格 / JR根岸線
2023年12月12日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は23年8月~10月までの3ヵ月間を集計
築浅化進む新杉田が二桁上昇
JR根岸線(横浜~大船)の平均坪単価は195万円で1年前に比べて2.5%、5万円上昇した。事例数が3289件(前年より646件増)、平均築年数が31.1年(1年前は30.5年)、平均専有面積は62.42平方メートル(同62.62平方メートル)。同路線の最高値は桜木町の278万円。大半の駅で事例数の増加が見られた。
わずかな上昇にとどまった隣駅の横浜に対して、桜木町は上昇が継続。この2年間で26万円上昇した。
山手は堅調。前期9%台から上昇幅は縮小したものの、今期も5%台の上昇で178万円となった。事例の築浅化が進むと共に、今期は平均専有面積が拡大し、70平方メートル台に乗った。
磯子は上昇が一服。事例数は300件超で推移しているが、築古化により、平均築年数は37.4年となった。
新杉田は上昇幅が拡大。今期は12%台の大幅上昇により164万円となった。隣接する磯子、洋光台に比べて築年数が若く、今期の平均築年数は25年台まで若返った。
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