2023年11月14日
駅別中古マンション価格 / JR横須賀線
2023年11月14日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は23年8月~10月までの3ヵ月間を集計
品川は堅調、坪500万円近づく
JR横須賀線(東京~久里浜)の平均坪単価は238万円で1年前に比べて5万円、2.1%上昇した。事例数は4692件(前年より1012件増)、平均築年数が27.8年(1年前26.5年)、平均専有面積は69.40平方メートル(同68.91平方メートル)。同路線の最高値は品川の486万円。
品川、横浜などのターミナル駅を通り、三島半島へつながる同路線。ファミリー向けが多く、事例数は増加傾向だ。品川は堅調。前期から上昇幅は縮小したが、平均坪単価は今期も約6%上昇し、500万円の大台が近づく。
新川崎、横浜、東戸塚はほぼ横ばいとなる中、隣接する保土ケ谷、戸塚は前期から反転上昇した。保土ケ谷、戸塚ともに平均築年数は路線平均を上回る30年超で推移。戸塚の事例数は724件(前年より198件増加)で路線最多となった。
逗子以南は弱含み。横須賀は事例数が少なく、個別事例の影響を受けやすいが、衣笠は前期から反転して今期は二桁下落となった。
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