2016年5月 6日
駅別中古マンション価格 / 都営地下鉄大江戸線①
2016年5月3日号 都営地下鉄大江戸線①
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面「現状価格」は15年9月〜15年11月までの3ヵ月間を集計
事例数倍増、上昇継続の勝どき
都営地下鉄大江戸線(光が丘~新宿<放射部>、新宿~都庁前<環状部>)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は298万円。1年前に比べて36万円、14.1%上昇した。事例数は4791件(前年より1218件増)、平均築年数が18.7年(1年前20.0年)、平均専有面積は52.19平方メートル(同53.47平方メートル)だった。掲載駅における最高値は汐留の527万円。
新宿から山の手、下町を通り都庁前までを環状線のように回る路線。首都圏の地下鉄の中でも最後発に近いので、各駅が深く、そのため、耐震性が高くいくつかの駅は備蓄基地となっている。
最も上昇したのは門前仲町。築浅物件事例が増え、平均築年数が4年も若返ったことで、平均坪単価が上昇した。
事例数が最も多かったのは勝どき。前回、前々回も270から300ほどあったが、今回は640を超える多さ。大半の事例が上昇しているが、これまでかなり上げてきた関係で、伸び率は低下。それでも300万円の大台を超えた。
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