2023年10月31日
駅別中古マンション価格 / 東京メトロ副都心線
2023年10月31日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は23年2月~4月までの3ヵ月間を集計
西早稲田、東新宿が二桁上昇
東京メトロ副都心線(和光市~渋谷)における平均坪単価は329万円で1年前に比べて5万円、1.5%上昇した。事例数は3174件(前年より601件増)、平均築年数が31.4年(1年前30.8年)、平均専有面積は49.67平方メートル(同47.17平方メートル)。同路線の最高値は渋谷の524万円。
和光市は堅調。二桁上昇となった前期から上昇幅は縮小したものの、今期も3%の上昇で174万円となった。事例数は192件(前年より100件増)と増加。平均専有面積は70平方メートル前後で推移しており、ファミリー向けが多くなっている。
前期で下落した西早稲田と、ほぼ横ばいだった東新宿はそれぞれ二桁の大幅上昇となり、300万円の大台を突破した。どちらも平均築年数が34年と築年数は経っているが、事例数は増加した。
明治神宮前は事例数が50件未満。今期は平均専有面積が77平方メートル台となるなど、広めの部屋の事例数が増えたため、平均坪単価も大きく上昇した。
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