2016年3月28日
駅別中古マンション価格 / JR山手線②
2016年3月29日号 JR山手線②
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面「現状価格」は15年9月〜15年11月までの3ヵ月間を集計
上野、価格上昇が継続
JR山手線(品川~田端~東京~品川と回る環状線)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は289万円。1年前に比べて39万円、15.7%上昇した。事例数が5225件(前年より1448件増)、平均築年数が20.9年(1年前21.8年)、平均専有面積は52.17平方メートル(同55.19平方メートル)だった。今回掲載駅(高田馬場~秋葉原)における最高値は秋葉原の297万円。掲載駅の平均坪単価は、田端を除き全駅上昇した。
池袋は線内で最も多い事例数を誇る。築古事例も多くなったが、坪単価は10%超の上昇。2年前は200万円に届かない値だったが、現在は250万円手前の高値となっている。
駒込も堅調だが、200万円を超えてからは坪単価の伸びはやや鈍化している。築古事例が多くなり、伸びを押し下げたようだ。
田端は1%の下落。線内では人気のない駅だが、築浅事例もあり、コスパは低くない。
上野は新築供給が活発で、それに伴う築浅物件の多さによって価格上昇が継続中だ。
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