2022年8月 2日
駅別中古マンション価格 / 小田急小田原線③
2022年8月2日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は22年2月~4月までの3ヵ月間を集計
本厚木、100万円に上昇
小田急小田原線(新宿~小田原)における平均坪単価は180万円で、1年前に比べて25万円、16.3%上昇した。事例数は4563件(前年より285件減)、平均築年数は30.8年(1年前29.6年)、平均専有面積は60.73平方メートル(同63.72平方メートル)だった。今回掲載区間(小田急相模原~小田原)における最高値は海老名の145万円。
小田急相模原は前期の2.1%減から一転し、22.6%もの上昇となり、平均坪単価は100万円を超えた。事例数は減少したものの200件台後半を維持している。
海老名は堅調。厚木は平均築年数が進んだことで5.4%の下落だった。本厚木は前年に続き上昇し、平均坪単価は100万円の大台に到達した。
東海大学前は70.5%もの大幅上昇。事例数が16件にとどまるため、個別事例の影響が出たと想定される。秦野は26.5%もの大幅下落。築古物件の取引が増え、平均築年が前期に比べて10年も積み増したことが影響した。
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