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近畿圏は＋3.9％の3,807万円、中部圏は＋0.3％の3,393万円と反転上昇

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●首都圏
5月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比－0.9％の4,499万円と反転下落した。都県別では東京都が－1.0％の5,345万円と連続下落。前年同月比もマイナスが続いている。神奈川県は＋1.0％の4,904万円と3ヵ月連続で上昇した。千葉県は＋2.2％の3,775万円と連続の上昇。埼玉県も＋0.3％の3,802万円と連続で上昇した。前月に続き最も価格水準の高い東京都のみ下落し、埼玉県は連続上昇したものの上昇率が縮小。首都圏全体では下落に転じた。

●近畿圏
近畿圏（2府4県）の平均価格は＋3.9％の3,807万円と反転上昇した。主要府県別では、大阪府が＋1.6％の4,101万円と4ヵ月連続上昇。上昇率も前月の0.1％から拡大した。兵庫県は＋5.6％の3,859万円と再び上昇に転じた。京都府は＋3.4％の4,296万円と連続上昇した。主要3府県が軒並み上昇し、近畿圏全体がプラスに転じた。

●愛知県
愛知県の平均価格は＋0.6％の3,558万円と再び上昇に転じた。名古屋市は価格が上昇したが、名古屋市以外は下落。分譲戸数は大きく減少している。中部圏（4県）全体では＋0.3％の3,393万円と反転上昇した。

●宮城県・福岡県
宮城県は＋2.6％の3,474万円と連続下落から反転上昇した。分譲戸数は再び大きく減少。前年同月比はさらに水準を落とした。
福岡県は＋0.4％の3,642万円と3ヵ月連続の上昇。前年同月比も＋4.1％で高い水準となっている。前月からの反動で分譲戸数は大きく減少した。

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