2024年2月 8日
2024年1月 首都圏の新築一戸建て平均価格は+1.3%の4,563万円 23区が連続上昇
近畿圏は+1.7%の3,676万円で反転上昇、中部圏は-1.0%の3,291万円で連続下落
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●首都圏
1月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比+1.3%の4,563万円と2ヵ月連続で上昇した。都県別では東京都が+2.1%の5,530万円と再び上昇に転じた。前年同月比は依然マイナスの水準。神奈川県は-0.1%の4,818万円で僅かに反転下落した。千葉県は-2.1%の3,750万円と3ヵ月連続上昇から下落に転じ、前年同月比もマイナスに振れた。埼玉県は+3.7%の3,926万円と連続の上昇。分譲戸数は全都県で大きく減少したが、例年1月は前月比でマイナスとなる傾向がある。前年同月比で見れば埼玉県を除いて増加しており、低水準ではないことが分かる。
●近畿圏
近畿圏(2府4県)の平均価格は+1.7%の3,676万円と反転上昇した。主要府県別では、大阪府が-3.1%の3,813万円と下落に転じた。兵庫県は+1.0%の3,741万円と反転上昇。京都府は+5.3%の4,032万円と連続上昇した。
●愛知県
愛知県の平均価格は+0.3%の3,531万円と反転上昇した。中部圏(4県)全体では-1.0%の3,291万円と2ヵ月連続で下落した。愛知県では戸数が大きく減少したが、同県の減少分を上回る数が静岡県で分譲されたことで、中部圏の戸数を大きく押し上げている。
●宮城県・福岡県
宮城県は+4.6%の3,431万円と反転上昇した。分譲戸数は前月比・前年同月比ともに減少が続いている。
福岡県は+1.7%の3,557万円と再び上昇に転じた。戸数は大きくマイナス。
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