2024年4月23日
2024年3月 東京23区は+0.5%の7,242万円と7ヵ月連続で上昇、都心部では前年同月に比べて1割以上も高い状況が続く
三大都市圏・主要都市別/中古マンション70㎡価格月別推移
3月 首都圏 前月比-0.6%の4,680万円、上昇続く都心部では強気の姿勢に変化なし
近畿圏では主要エリアの弱含みで年初来の最低値 中部圏では前年同月を下回る状況が続く
2024年3月の首都圏中古マンション価格は、東京都の事例シェア縮小や周辺3県の弱含みが影響し、前月比-0.6%の4,680万円とマイナスを示した。都県別で見ると、東京都では+0.6%の6,465万円と3ヵ月連続で上昇、前年同月の水準を僅かに上回った。一方、神奈川県(-1.3%、3,600万円)や埼玉県(-1.1%、2,912万円)、千葉県(-0.7%、2,702万円)では軒並み下落、昨年11月以降は前年同月の水準を下回る状況が続いている。
近畿圏平均は築古事例の増加によって主要エリアが弱含んだことで、前月比-1.4%の2,831万円と年初来の最低値を更新した。大阪府では-1.7%の3,026万円と3ヵ月ぶりに下落し、前年同月比の下落率は再び2%台を示す結果となった。また、兵庫県でも-2.3%の2,461万円と比較的大きく水準を下げている。
中部圏平均は前月比-0.6%の2,240万円、愛知県では-0.8%の2,376万円と揃って下落したが1月の水準は上回った。ただし、前年同月の水準を下回る状況に変わりはない。
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