2021年12月21日
駅別中古マンション価格 / 東京メトロ有楽町線①
2021年12月21日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は21年4月~21年6月までの3ヵ月間を集計
全駅で前年上回る
東京メトロ有楽町線(辰巳~和光市)における平均坪単価は327万円で1年前に比べて34万円、11.5%上昇した。事例数は2773件(前年より690件減)、平均築年数が22.6年(1年前21.4年)、平均専有面積は55.75平方メートル(同60.29平方メートル)。今回掲載区間(辰巳~江戸川橋)の最高値は永田町の528万円。
東京都江東区から埼玉県和光市までを結ぶ路線。
今回掲載区間の駅ではすべて前年を上回る価格となった。タワーマンションの供給が相次ぐ豊洲や月島は、同路線の中でも取引事例が多いエリア。前年よりも減少したものの400件台に上り、平均築年数は13~15年。坪単価は上昇傾向だ。
銀座一丁目は15.1%、永田町は10.2%の増加となった。ただ、両駅とも事例数が20以下と少なく、個別事例の影響が出やすい。
市ヶ谷、飯田橋は前年に続き二桁の上昇。平均築年数を見るとやや築浅化が進んでいる。
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