2021年11月 9日
駅別中古マンション価格 / 東京メトロ東西線②
2021年11月9日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は21年4月~21年6月までの3ヵ月間を集計
軒並み二桁アップ
東京メトロ東西線(中野~西船橋)における平均坪単価は226万円で、1年前に比べて23万円、11.3%上昇した。事例数は3106件(前年より1261件減)、平均築年数が29.5年(1年前29.4年)、平均専有面積は57.81平方メートル(同61.51平方メートル)。今回掲載区間(東陽町~西船橋)の最高値は東陽町の234万円。
ほぼ全駅とも前期比二桁のアップで堅調に推移した。
今回掲載区間で最高値だった東陽町は14.7%の上昇。取引事例の平均面積は縮小が続いている。ファミリー向け物件の取引が多い西葛西は前期の0.6%減から一転、10.6%もの上昇となった。平均築年数が28.4年→25.8年へと築浅化が進んだため。
東京メトロ東西線のほかJR総武線や武蔵野線、京葉線、東葉高速鉄道東葉高速線の5路線が乗り入れる西船橋は、前期17.8%の上昇で、掲載区間の中ではトップの上昇率だった。取引事例数は減少したが、平均築年数は29.5年で築浅化が進んだ。
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