2021年10月26日
駅別中古マンション価格 / 東京メトロ千代田線
2021年10月26日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は21年4月~21年6月までの3ヵ月間を集計
最高値の赤坂11%増に
東京メトロ千代田線(代々木上原~北綾瀬)における平均坪単価は336万円。1年前に比べて6万円、4.3%上昇した。事例数は2029件(前年より373件減)、平均築年数25.8年(1年前24.1年)、平均専有面積は56.27平方メートル(同60.32平方メートル)だった。今回掲載区間の最高値は赤坂の567万円。
渋谷区の代々木上原から足立区の北綾瀬を結ぶ路線で、JR常磐線や小田急小田原線と相互乗り入れしている。都心のビジネス街を通り、主要な通勤路線となっている。
代々木上原と明治神宮前はそれぞれ15.4%、9.8%上昇し、400万円台に乗った。表参道は前期比3.6%減で、今回掲載区間で唯一の下落。築古物件の取引が増えたため。また、北千住は前年の下落から一転、12.0%もの上昇となった。
数年前から直通運転が始まった北綾瀬は近年取引事例が増加し(218件→255件→267件)、平均坪単価も前年比で4.3%上昇している。
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