2021年9月 7日
駅別中古マンション価格 / 都営地下鉄新宿線②
2021年9月7日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は21年4月~21年6月までの3ヵ月間を集計
船堀、15%増で大台に
都営地下鉄新宿線(新宿~本八幡)における平均坪単価は277万円。1年前の比べて32万円、13.1%上昇した。事例数は1895件(前年より606件減)、平均築年数が23.9年(1年前25.0年)、平均専有面積は55.36平方メートル(同57.06平方メートル)だった。今回掲載駅(菊川~本八幡)における最高値は菊川の268万円。
坪単価は全駅で前年を上回った。事例数が100件を超える菊川と住吉はそれぞれ10.3%、15.0%の二桁増となった。住吉は前年の5.4%減から一転、増加に転じた。築浅物件が増えたことがその要因と考えられる。
船堀は前期比15.9%の大幅アップで、200万円の大台に乗った。瑞江は184万円で前期比23.5%増。同線全駅の中で最も高い上昇率だった。平均築年数は24.2年→18.6年へと大幅に築浅化している。
JR総武線も乗り入れる本八幡は平均築年数に変化はないが、価格は187万円で前期比12.0%上昇となった。
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