2021年6月29日
駅別中古マンション価格 / 京成本線①
2021年6月29日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は20年12月~21年2月までの3ヵ月間を集計
日暮里は17%もの上昇に
京成本線(日暮里~京成成田)の平均坪単価は138万円で、1年前と比べて7.4%増加となった。事例数は1778件で、前年より16件減少した。平均築年数は27.3年(1年前27.1年)、平均専有面積63.62平方メートル(同64.31平方メートル)。今回掲載区間(日暮里~海神)の最高値は日暮里の284万円。
東京23区から千葉県佐倉市、成田市方面を結ぶ路線。日暮里は前期の下落から一転、17.8%もの上昇となった。平均築年数が18.7年となり、5.4年築浅化が進んだため。事例数も増加し、活発な取引が行われている様子がうかがえる。
京成高砂、京成小岩は10%台の上昇。築浅物件の取引が増えた。
また、国府台、東中山、海神は下落となったが、これらの駅は事例数が比較的少ないため、個別事例の影響を受けやすい。
特に海神は平均築年数が25.0→35.1年へと大きく築古化が進んだことで平均坪単価は二桁の減少となった。
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