2021年6月15日
駅別中古マンション価格 / 新京成電鉄①
2021年6月15日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は20年12月~21年2月までの3ヵ月間を集計
松戸は堅調に推移
新京成電鉄(松戸~京成津田沼)の平均坪単価は91万円で、1年前と比べて微増(前年比1.1%増)にとどまり、大きな変化はない。事例数は920件で、前年よりも29件減少。平均築年数は27.5年(1年前26.4年)、平均専有面積70.13平方メートル(同70.19平方メートル)。今回掲載区間(松戸~鎌ヶ谷大仏)の最高値は松戸の110万円。
今回掲載区間は事例数が20~30件台と少ない駅が大半。そのため比較的、個別事例の影響を受けやすい。
その中で松戸は事例数が257件で最多。坪単価は110万円(同0.9%増)で堅調に推移した。また、事例数の少なかった上本郷の坪単価は築古物件の取引が増えたことで平均築年数は31.9年(前年22.4年)へ大幅上昇。坪単価は前年比13.3%減の二桁減となった。
五香も平均築年数が37.5年に上昇し、坪単価は30.9%減の大幅下落となった。
鎌ヶ谷大仏は、平均築年数は上昇したものの、坪単価は10.0%の上昇だった。
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