2021年1月12日
駅別中古マンション価格 / JR京浜東北線
2021年1月12日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は20年9月~20年11月までの3ヵ月間を集計
築浅増え東十条が好調
JR京浜東北線(大宮~田端)の平均坪単価は154万円で、1年前から1.0%、2万円下落した。事例数は4184件(前年より138件減)、平均築年数が26.8年(1年前25.1年)、平均専有面積は60.43平方メートル(同61.08平方メートル)。同路線の最高値は東十条の244万円。
上昇と下落が入り交じる展開。大宮は前期の横ばいから下降に傾き、平均坪単価は130万円となった。事例数は500件台で推移しており、ファミリー向けが多い。
北浦和、浦和の両駅は反転上昇した。特に浦和は築古事例の割合が増える中で9%の大幅上昇となった。
蕨、西川口は共に堅調。西川口は事例数が増加傾向で、今期は717件(前期比56件増)となった。一方、同路線最多事例数の川口(今期822件)は築年数の上積みが進み、6%台の下落に転じた。
東十条は好調。築浅事例が増加しており、平均坪単価も同路線最高値の244万円となった。この2年間で31万円上昇している。
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