2020年11月24日
駅別中古マンション価格 / 西武新宿線①
2020年11月24日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は20年6月~20年8月までの3ヵ月間を集計
高田馬場、300万円近づく
西武新宿線(西武新宿~本川越)の平均坪単価は155万円で、1年前から3.6%、6万円上昇した。事例数は3282件(前年より371件減)、平均築年数が27.8年(1年前27.4年)、平均専有面積は58.32平方メートル(同58.09平方メートル)。掲載区間の最高値は高田馬場の291万円。
下落トレンドから上昇に転じた駅が目立つ。高田馬場は前期の微減から上昇し、300万円の大台が近づいてきた。事例数は掲載区間最多の252件。築古事例が増加し平均築年数は30年になった。
下落合は7%台の上昇となり、平均坪単価は253万円となった。築浅事例の割合が増加した。
沼袋は好調。前期の9%台に続き、今期も7%台の上昇。平均専有面積はやや拡大し、49平方メートル台となった。
鷺ノ宮は二桁下落。前年から下落幅が拡大し、平均坪単価は200万円を下回った。掲載区間の中ではファミリー向け物件が多い駅だが、築古事例の割合が増えたため、平均築年数も30年に迫る。
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