2020年9月22日
駅別中古マンション価格 / 小田急江ノ島線②、多摩線
2020年9月22日号 小田急江ノ島線②、多摩線
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は20年3月~20年5月までの3ヵ月間を集計
藤沢以南は下落基調
小田急江ノ島線(相模大野~片瀬江ノ島)の平均坪単価は122万円で、1年前と変わらず。事例数は2137件(前年より151件増)、平均築年数が26.2年(1年前23.9年)、平均専有面積は64.20平方メートル(同64.11平方メートル)。今回掲載区間(藤沢本町~片瀬江ノ島)における最高値は片瀬江ノ島の184万円。
藤沢以南は下落基調。同路線で最多事例数を誇る藤沢は反転下落し、平均坪単価は142万円となった。
小田急多摩線(新百合ヶ丘~唐木田)の平均坪単価は134万円で、1年前から7万円上昇。事例数は286件(前年より31件減)、平均築年数が22.7年(1年前22.6年)、平均専有面積は76.60平方メートル(同75.84平方メートル)。最高値は小田急多摩センターの153万円。多摩ニュータウンの都心へのアクセスを支える同路線は近年、新宿方面への直通が強化。新百合ヶ丘は前期の二桁下落から上昇に転じ、回復の兆しだ。ファミリー向けが多く、事例数は165件と同路線の6割弱を占める。
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