東京カンテイ

2020年7月14日号　東急田園都市線②

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション（ファミリー）の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価（3.3m2）を算出 単位：万円　カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は20年3月～20 年5月までの3ヵ月間を集計

鷺沼～青葉台で下落目立つ

東急田園都市線（渋谷～中央林間）の平均坪単価は212万円で、1年前から4万円下落した。事例数は6501件（前年より394件減）、平均築年数が26.5年（1年前25.5年）、平均専有面積は67.01平方メートル（同65.17平方メートル）。今回掲載区間（鷺沼～中央林間）における最高値はたまプラーザの178万円。

ファミリー向け事例が豊富な鷺沼から青葉台にかけて今期は下落の駅が目立つ展開。

鷺沼は7％台の下落で、平均坪単価は145万円となった。築古事例の割合が増え、平均築年数は27.8年。事例数は同路線最多の494件。

たまプラーザも築年の上積みが進んだ。平均築年数は路線平均並みの26.2年（1年前22.3年）となり、平均坪単価は1年前から11万円下落した。

江田、市が尾は下落基調で、今期も4、5％台の下落。どちらとも事例数は増加傾向にある。

長津田は堅調。二桁上昇の前期から上昇幅は縮小したが、築浅事例が増加した。

住宅新報社　データ提供：東京カンテイ