2020年7月 7日
駅別中古マンション価格 / 東急田園都市線①
2020年7月7日号 東急田園都市線①
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は20年3月~20 年5月までの3ヵ月間を集計
渋谷近郊が上昇基調
東急田園都市線(渋谷~中央林間)の平均坪単価は212万円で、1年前から1.7%、4万円下落した。事例数は6501件(前年より394件減)、平均築年数が26.5年(1年前25.5年)、平均専有面積は67.01平方メートル(同65.17平方メートル)。今回掲載区間(渋谷~宮前平)における最高値は渋谷の438万円。
二桁上昇の渋谷に近い池尻大橋、三軒茶屋はそれぞれ3%台の上昇と堅調だ。どちらも築浅事例の割合が増えたため、平均築年数が若返った。
用賀は反転上昇し2年前の水準に戻った。ファミリー向けが多く、平均専有面積は60㎡台後半で推移している。
二子新地は下落基調。前期の二桁下落から下落幅は縮小したが、依然として弱含んでいる。今期はファミリー向け事例が多く、平均専有面積が拡大した。
宮前平は反転下落で、平均坪単価は129万円となった。事例数は400件前後で推移しており、ファミリー向けが多い。平均築年数は30年台に乗っている。
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