2019年6月18日
駅別中古マンション価格 / JR武蔵野線②
2019年6月18日号 JR武蔵野線②
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は19年1月〜19年3月までの3ヵ月間を集計
吉川以東は概ね下落基調
JR武蔵野線(府中本町~西船橋)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は111万円。1年前に比べて2万円、2.5%上昇した。事例数は2464件(前年より140件減)、平均築年数が24.9年(1年前23.4年)、平均専有面積は69.11平方メートル(同69.48平方メートル)。今回区間の最高値は東松戸の127万円。
今回掲載区間(吉川~西船橋)は全体的に下落基調となった。三郷は築古物件の割合が増え、14%台の大幅下落。前期20%上昇の南流山は横ばいを維持した。
新松戸は反転上昇し、2年前の水準に回復。築浅物件の取引が少なく、平均築年数は34年台になった。ファミリー向けを中心に一定の取引が継続しているが、事例数は減少傾向(前期比66件減)にある。
東松戸は比較的築浅物件が多い反面、築年の上積みが進み二桁の大幅下落となった。
また西船橋は今期も200件超の取引件数を維持した。
新八柱、市川大野の各駅は事例数が50件未満であり、変動幅が大きくなっている。
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